保険

車の保険の更新で保険屋さんに

行きました

話のついでに保険について、いろいろ

質問してみました

傷害保険という保険があるそうです

補償内容は死亡・後遺障害、入院保険金

通院保険金、傷害医療費用、入院一時金

で月々２,８４０円から

何でこの話をするかというと、セルフで

家造りはケガが心配でしょ、その為の

保険になりそうなんです

石垣島にこの保険に加入してる人って

どれくらいいるんですか？ と質問

あまりいませんとの答え、その担当者

が知ってるだけでも２〜３人で

スポーツをやっている人が入ってる

そうです

で、この保険、私は加入できない

私の場合は仕事でのケガになるので

労災、任意労災というものに

仕事でのケガは労災、趣味のスポーツで

ケガをしたり、普段生活・日常のケガは

傷害保険が適用される

家主さんがセルフで家造りは、それで

お金をもらってないし、あくまでも

趣味としてやる範囲という事で

傷害保険になるそうです

家造りの期間だけ、例えば１年間とか

２年間とか加入することも可能

詳しい話は保険屋さんからそれぞれが

聞けばいいとして

セルフが盛んな先進国は、家造りの期間

こういった保険に加入する人もいるそう

です、詳しくは知りませんがそうみたい

です、間違ってたらすみません

石垣島ではセルフで家造りの人が

こういった保険に加入したことないん

じゃないかな

普通、家造りは建築業者に頼むし、労災

があるし

そもそも、家造りの素人のような人が

家丸ごと一棟造ることがないからな

しかも鉄筋コンクリートだよ

ほんとに頭どうかしてるよ

頭のネジがぶっ飛んでるよ！

いや！お前が言うな！！

まあ、でもいいこと聞いたね

傷害保険が適用されるか、なるほどね

今度からお客さんにこの話をしてみるか

一人

セルフビルドだと必ず一人で黙々と

数ヶ月から一年、二年と作業をする

わけではありません

私のようにほぼ一人で黙々と作業をして
家を完成させるのは、特殊です

家族や親戚、友人、知人に協力して

もらうのが一般的です

ある人は夫婦二人で作業をして

たま〜に友達が手伝いに来ていました

ある人は、自分には仕事があるから

ということで、その方の父親が来て

作業をしていました

建築関係の仕事をしている父親の

古い友人も来て手伝っていました

ある人は友達数人が、仕事が休みで

ヒマなときに手伝いにきて一緒に作業を

していました

ある人は、自社の従業員と一緒に作業を

していました

ある人は、同じ職種の仲間、数人との

家造りを考えているようで、自分の

家造りを手伝ってもらって、完成したら

次は手伝ってもらった仲間の家造りに

いく、というように「ゆいまーる」を

していくようです


昔の赤瓦の家は、家族や親戚、友人

知人などと共に助け合い、協力し合い

ながらの「ゆいまーる」での家造り

だったそうです

昔は人と人とのつながり

濃いんだよなー・・・

人と人とのつながりを大事にし、ともに

助け合い、協力し合い、ともに笑い

的なものは、私はちょっと苦手

なんですが・・・

労働に対してお金が介在しないので

お金を貸して利潤を得る、銀行などの

儲けが少なくなる分、逆に家主さん達の

金銭的なメリットは大きいと思います


「ゆいまーる」を可能にするのも

セルフビルドだからこそ

セルフビルドだからこそ、多様性が

生まれます

多様性が生まれるからこそ多様な人が

一戸建て住宅を持つことができます

一戸建て住宅と土地を合わせた資産を

持つことができ、持つものと、持たざる

ものの格差が少しづつなくなります

格差が少しづつなくなることにより

大多数の人の生活がより、豊かになり

・・・


・・・おい！ スケールでか過ぎ！！

このままいくと、宇宙とか、神とか

おかしな事いいだすぞ！！

戻って来い！！

と、自分にツッコミをいれて

おしまい・・・

箱

「コンクリートの箱だけ造って

ほしいんだけど・・・」

新聞や雑誌に広告を載せてから

この手の問い合わせや相談があります


Aさんの場合
「設計図はできていて、コンクリート

の箱だけ造ってほしい、家の中は

自分達で造りたい・・・」

「いや・・・設計図があって、設計士

さんもいるのであれば、設計事務所が

二重になるので、ちょっと協力でき

    ないんです、すいません・・・どこか

    他、あたられたんですか？」

「他は、コンクリートの箱だけだったら

儲からないから、やらないって断わら

れたんです・・・設備も合わせて
一括請負じゃないとやらないって」



Bさんの場合
「予算的に高くなって・・・だから

おたくで、コンクリートの箱を造って

もらって・・・予算内に収めたい･･･」

「予算的にというと、どっかに見積もり

してもらったんですか？」

「建設会社に・・・」

「というと、図面がないと見積もれない

ですよね・・・」

「図面はある・・・」

「というと、設計士さんは・・・」

「図面はできたけど、予算が・・・」

「他に、設計士さんがいるのであれば

ちょっと自分は関われないです・・・

すみません・・・」



Cさんの場合
「増築したいんだが・・・コンクリート

の箱で・・・今、住んでる所が台風が

来たら怖くて、台風の避難用に・・」

「セルフビルドなんですけど・・・

できます？・・・」

「いや・・私はもう年だからそういう

のはできない・・・」

「そうしたら、金額が高くなって

いきますけど・・・」

「そうか・・・じゃあ、ちょっと

考えてみる・・・」


Dさんの場合
「２階建てで、１００坪あるんだけど

けっこう金額がオーバーして・・・」

「いや・・・そんなでかい建物は

やってないです・・すみません・・」


Eさんの場合
「コンクリートの箱だけ造りたいけど
額に汗してまで働きたくない・・・

アホらしくないですか」

「はあ・・・そうしたらどうしましょう

    うーん・・・」

直接、言葉でコンクリートの箱を

造ってほしいと言われたわけではなく

わかりやすいように言葉を変えています

建物が建つまでとか、屋根ができるまで

とか、人によって言い方はいろいろです

コンクリートの箱だけ造ってほしいと

いう人けっこういるようなんですが

それを請け負う会社がなかなか

さがせないようです

建設会社や工務店がコンクリートの箱

だけ請け負いますっていうのが一番いい

と思うんだけど・・・

分離発注大歓迎です、セルフビルドも

協力します、なんていうのはムリだよ

なー・・・

元請やめますっていうのは、自分からは

ムリだろー・・・

そりゃーそうだよなー・・・


需要がたくさんあるなら、信頼設計で

やろうかな・・・

コンクリートの箱だけ造るの請け負い

ますって・・・冗談ですけど

こういう場合は躯体屋になるのかな

しかし、コンクリートの箱だけ造って

ほしい人達は、どこか請け負ってくれる

ところさがせたかなー

ぶじにさがせていれば、なによりですが