2023年02月18日

イージスと沖縄と歴史と差別3

イージスと沖縄と歴史と差別のまとめです



これまでに分かった事実として、日本で
米軍基地や自衛隊基地、またミサイル配備に
賛成する人が群を抜いて多い県は沖縄県



沖縄は基地賛成派の人が本土に比べて
すごく多い



沖縄の自民党議員や保守とされる議員
は全て基地賛成のタカ派


沖縄では保守と革新で分かれるが
保守の議員は全て基地賛成派



本土で自民党議員でありながら基地反対を
するハト派の議員がいるのはめずらしい
ことではない


本土の自民党議員は基地反対をしても
なんら処分されないが、沖縄の自民党議員や
保守議員は除名され迫害される


沖縄では基地賛成するタカ派の思想が
なければ自民党議員や保守議員になれない



本土の人は沖縄の人に比べて基地に対する
嫌悪感が強く、基地反対運動も沖縄より
徹底している



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基地は貧しい地域、教育水準の低い地域で
かつ住宅地から離れた場所に置かれるのが
常である



沖縄は日本でもっとも貧しく
もっとも教育水準が低く(バカってこと)
また本土から遠く離れた場所にあるので
基地を押しつけやすい



本土から基地を遠くの沖縄に押しつける
ことで、本土の人達の安心や安全が
担保される



基地が近くにあると争いに巻き込まれる
危険性が高まる



防衛のため多くの人は国内に基地は必要だと
考えているが、自分の住む地域に基地を
置かれることには反対する


この考え方は世界共通である




沖縄が本土と違って基地賛成派が群を抜いて
多く、また自民党議員や保守議員がすべて
基地賛成派なのは本土の人達による沖縄の
人達への差別による結果



過去の差別により、本土の人達の命を守る
ため沖縄戦で県民の4人に1人が亡くなり


過去の差別により、戦後日本として
独立するために沖縄をアメリカに売り渡し


過去の差別により、戦後本土に90%あった
米軍基地の多くを本土の人達は沖縄に
押しつけ


現在の差別では、沖縄の基地が本土に
戻らないようにするため沖縄の人達に
あの手この手で基地賛成するように
仕向ける


過去の本土の人達による差別、また現在の
差別が沖縄の基地問題の核である




と、まぁ こんなとこでしょうか







次回はイージスと防衛省とその後です



それではまた〜












posted by ひろ at 21:59| Comment(0) | 気持ち悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月03日

イージスと沖縄と歴史と差別2

年初めのブログ一発目、続きを書いて
なかったので、イージスと沖縄と歴史と
差別2をやります



昨日NHKのテレビ番組で上野千鶴子さん
「沖縄に基地を押しつけている本土に住む
私達は沖縄の基地を自分ごとのように考え
なければいけない」


みたいなニュアンスの話をしてました


私は、この人は沖縄の基地問題の本質を
よく理解してるな〜、頭良いんだな〜
なんて感心しました



その番組には上間陽子さんも出演していて
私は「この人が上間陽子か、初めて見たな
思っていたより若いな、アニメ声だな」
そんな印象でした


上間陽子さんは「裸足で逃げる」の作者です


最近では「海をあげる」という本が
本屋大賞やノンフィクション本大賞
その他数々の賞を受賞し、星野源とも
対談をしていました


活躍の場が沖縄だけではなく、全国区に
なっていて喜ばしいことです


上間陽子さんは、沖縄で影響力のある10人
というランキングがあれば間違いなく
入ってくるでしょう、というか入って
ほしいです



それで、えーっと、何の話をするんだった?


そうだ差別だ、差別の話だ

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朝まで生テレビの田原総一郎が、昔は
自民党にはタカ派からハト派までいて
野党なんて必要なかった、最近の
自民党はタカ派が増えたから野党は
チャンスだが存在感がまるでない


深夜におじいちゃんがそんな話で騒ぎ立てて
元気いっぱいなんですが、このタカ派
ハト派が沖縄の差別を知るうえでの
ポイントの1つ


タカ派は、右翼、改憲、保守、保守傍流
強硬的で武力行使も辞さない、小さな政府
規制緩和、新自由主義、大企業重視


ハト派は、左翼、護憲、リベラル、保守本流
穏健的で平和主義で外交重視、大きな政府
再分配、福祉・地方重視


と、こんなイメージ



保守傍流(タカ派)は自民党において
旧・日本民主党を前身とする派閥の
総称で憲法改正による再軍備、自助を
原則とした社会保障などの傾向がある

安倍晋三や小泉純一郎、森喜朗
中曽根康弘などがタカ派



保守本流(ハト派)は自民党において
旧・自由党を前身とする派閥の総称
日米安全保障条約による軍備縮小
経済優先、社会保障の拡大などの
傾向がある

現在首相の岸田文雄や橋本龍太郎
小渕恵三などがハト派


ちなみに田中角栄って首相が昔いたでしょ


田中角栄ってハト派なんだって!


うそ〜ん、タカ派だろ、どうみたって
ヤクザの親分にしかみえんけど




本土の自民党にはタカ派からハト派まで
いて、それが自民党の懐の深さであり
多様性なんですが、沖縄で自民党の
コントロール下にある国会議員、県議、
市議はすべてタカ派と言っても間違い
ないでしょう


石垣市の与党議員も全てタカ派


中山市長が我こそは保守本流みたいに
言ってるっぽいけど、それは間違いです


保守傍流が正しいです


ただ、タカ派の議員の中には我こそが
保守本流でハト派こそが本流傍流である
と言ってる議員もいるそうなので
もしかしたら中山市長もそういう
意味合いなのかな?






ところで、なぜ沖縄にはタカ派しか
いないのか?


なぜ本土と違っているのか?



それは・・・



それは本土の人達が沖縄の人達を
差別した結果なんです


ガーーーン!


ショックーーーー!



戦後、沖縄に基地を押しつけ、また
押しつけた基地を沖縄から本土に出さない
ようにするためには、沖縄の人達が自分から
基地は沖縄に必要だ! と思いこませないと
いけない、そのため


「沖縄の経済は基地がなくなると
成り立たなくなる」とか


「沖縄に基地があるのは米軍の事情や
地政学によるもの」とか


「中国が尖閣諸島をとりにきている
沖縄も中国が奪いにくる」とか


もっともらしい理由を議員を使って
沖縄の内から拡散させる必要があった


沖縄のタカ派の議員は本土の人達
(主に政治家)の手により誕生し
その数を年々増やし、沖縄の議員の
大部分をタカ派が占めるまでになった


こんな特殊なこと本土ではありません


差別により多くの基地を押しつけられ
基地を沖縄から本土に出さないために
沖縄の議員が本土の政治家に操られている

操られているというより躾けられている

そしてタカ派の思想をもった者しか選挙で
自民党や公明党の推薦や公認をもらえない
のが沖縄



特殊すぎる沖縄!



不条理すぎる沖縄!



構造的な差別だ沖縄!





続く








posted by ひろ at 23:41| Comment(0) | 気持ち悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月19日

イージスと沖縄と歴史と差別

さて、ブログでも書こうかね



そうそう、秋田では地元にミサイル配備
(イージス)計画が持ち上がると1/3の
自民党支持者が怒って選挙に行かない


秋田だけではなく、本土では自民党支持者
がミサイル配備や基地配備に反対することは
珍しいことではない


一方、沖縄では自民党支持者がミサイル配備
や基地配備に怒って選挙に行かないで
自民党候補者を落選させたなんて話は
聞いたことがない


沖縄では絶対に有り得ない話だ



何で本土と沖縄の自民党支持者に
こうも違いがあるのか?



その謎の答えを知るためには沖縄の歴史を
知る必要がある


というわけで、沖縄の歴史を勉強するさ〜

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じつは、この本でも沖縄の歴史がちょっと
書かれています


それはイージス・アショア配備計画を深く
知るためには日本の安全保障を深く知る必要
あるためであり、日本の安全保障を深く
知るためには沖縄の基地や歴史を深く知る
必要がある



この本の沖縄の歴史を簡単にまとめると



かつて独立国であった島が軍事的侵攻を
受けて日本の一員となり、太平洋戦争では
日本本土を守るための捨て石とされ多くの
犠牲を生み、戦後は他地域より20年も長い
占領状態が続く中で悲惨な事件・事故が
相次ぎ、そして今も米軍基地の多くが
集中する

こうした歩みを強いられた沖縄で在沖米兵が
起こした1995年の少女暴行事件を機に、沖縄
における米軍のプレゼンスを維持しつつ県民
の怒りを鎮めるための弥縫策として打ち出さ
れたものが普天間飛行場の移設計画である

安倍政権がいうような普天間の危険性除去の
ために移設があるわけではない

政府が提示するような限定的な図式で見て
しまえば、移設問題の本質は見えにくいもの
となってしまう

長く続く移設問題に対し、沖縄県外から関心
が薄れてゆき、沖縄の人々に「非国民」など
という言葉すら浴びせる者が現れる大きな
理由がそこにある




さて、こんな感じで超簡単にまとめましたが
これで沖縄の自民党支持者と本土の自民党
支持者の基地に対してのスタンスの違いが
なぜおこるのか分かりましたか?



え? 分からない?



・・・そりゃあ、そうか、沖縄の歴史の
内容が不十分すぎる


・・・沖縄の歴史って書くの大変よ


・・・もうやめた、めんどくさい




よし! 答えを先に言っちゃいましょう


沖縄の自民党支持者と本土の自民党支持者
の違いがなぜ起こるのか?


その答えは!


ズバリ!


差別!


差別なんです!


なんと! 現代の日本で差別ですとーーー!




まず沖縄の自民党議員と本土の自民党議員で
比べると分かりやすいので比べちゃうと


沖縄では自民党から出馬、公認をもらう
または自民党と仲良くしておきたい
立候補者は100%どんな基地にも賛成
もしくは容認することが絶対条件になります


もしその誓いを敗り基地反対しようものなら
裏切り者!と罵られたり、何でも反対する
共産党め!と罵声を浴びせられたり
反日!極左!非国民!中国のスパイ!


さらには、お前のワキからは生ごみの
匂いがするから近寄るな! とか


お前の母ちゃんと野良犬が不倫して
お前が産まれた! とか


散々な罵詈雑言を浴びせられますし
自民党から除名された上にガン無視は
あたりまえ


沖縄の自民党やその周りの議員はそれだけ
強力な縛りがあるんです


私は本土でも同じようなものだと数年前まで
思ってたんですが本土はまったく違って
いました


本土の自民党やその周りの議員は基地反対
しても除名にならないどころか、政府が
それを受け入れて基地計画を撤回するん
だからやってられないよ


秋田や山口でイージス反対した議員を
1人残らず除名しろよ! 沖縄みたいに


というか、沖縄の基地を負担する地域を
本土から探すときに反対してくる本土の
自民党議員片っ端から除名しろ!


沖縄の議員にやってる事とまったく同じ事を
本土の議員にもやれよ!


沖縄の米軍基地をこの地域には移設させる
計画がありますが、この地域には絶対に
移設させません!っていう本土の自民党議員
に沖縄の自民党議員は飛び蹴りやればいい



「お前ら本土の自民党議員が沖縄から本土
への基地移設にいつも反対するからいつまで
たっても沖縄から基地が減らないだろ!」



そう言って顔面に飛び蹴りしてやれ!



沖縄の議員は基地反対は絶対ダメで
本土の議員は基地反対しても何の処分もない


これは沖縄の歴史を知れば、あぁ差別だな
まだ差別が残ってるんだ、と分かるんです
よね


まず、基本的な事実確認として・・・





・・・続きはイージスと沖縄と歴史と差別2で
それではまた















posted by ひろ at 19:58| Comment(0) | 気持ち悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする