2020年05月19日

本土で引き取る15

続きです


60年代から盛り上がる日本への復帰運動の
エネルギーは、こうした米軍支配への不満
です

戦争放棄を謳った憲法9条を持つ日本の一員
になれば、米軍の支配から解放され、不公平
で理不尽な状態が解消されるはず

だから沖縄の人たちは、一時期禁止されて
いた日の丸を米軍への抵抗のシンボルとして
振ったのです

しかし、72年に日本復帰しても、米軍優先
の実態は変わりません

全国の米軍専用施設の4分の3が集中する
という構図も固定化

80年代後半に冷戦構造が崩壊しても、状況
に変化はありませんでした

こうした中で起きた少女暴行事件、最初に
声を上げたのは女性たちです

戦後50年も経つのに、復帰から23年も経つ
のに、冷戦も終わったのに、なぜ沖縄の
女性は犠牲になり続けなくてはならないのか



この話はまだ続くんですが、さすがに
本の内容をこのまま書き続けるのはヤバイ
ので、もう止めます

このまま書き続けたら、本土で引き取る50
まで書き続けられるよ

書く内容はいっぱいある、例えば、オール
沖縄が生まれた理由とか、国民運動とか
沖縄の自己決定権とか、本土での米軍基地
引き取り運動へのバッシングとか

でも、もう止めます


興味がある人は本を買ってね〜

影響力のない俺が言っても誰も
買わないか(笑)



止めると言いながら、最後にちょっとだけ
本の内容をちょっとだけ、これで最後


2016年に20歳の女性が元海兵隊員の男に
殺害された事件がありました

その追悼集会で、壇上に上がった大学4年生
の玉城愛は次のように述べました

「安倍晋三さん、日本本土にお住まいの
皆さん、今回の事件の第二の加害者は
あなたたちです」








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2020年05月11日

本土で引き取る14

またまた、本の一部を抜粋します


だけど、本の内容をこんなにブログに
書いて大丈夫なのか・・・

・・・う〜ん



最近嫁から、そんなに図書館から借りるなら
もう買った方がいいんじゃない?

そう言われました、確かに
もう買った方がいいかも・・・


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[政治の流れを変えた少女暴行事件]

沖縄の「いま」を考えるうえで最も重要な
出来事の一つが1995年に起きた少女暴行事件
です

この事件をきっかけに、なぜ沖縄に基地が
集中し続けるのか、という不満が沖縄の人
たちの間で共有され、全国に問いを突き
つける大きなうねりとなりました

なぜ、この事件が、その後の政治の流れを
変えるほどの大きな流れを生んだので
しょうか

事件はたいへん痛ましいものでした
95年9月、沖縄本島内で米兵3人が小学生の
女児をレンタカーに引きずり込んで監禁し
人気のない場所で乱暴しました

3人はその後、基地内に逃げ込みます

沖縄県警は犯人を特定して逮捕状をとり
ましたが、検察が裁判所に起訴するまで
3人の身柄は日本側に引き渡されません
でした

根拠になったのは日米地位協定の規定

裁判権について定めた第17条には、日本側
が裁判権を持つ事案であっても、身柄が
米軍側にあるときは起訴されるまで引き続き
米軍側が身柄を拘束する、と定められて
いるのです

日本国内で起きた事件なのに、日本人と
同じように捜査できない現実

このことは沖縄の多くの人たちに、米軍
統治下で差別的な扱いをされた27年間を
思い起こさせました

差別から逃れるために日本国に復帰した
というのに、何も変わっていないでは
ないか、と



[犠牲になり続けた女性たち]

沖縄は、県民の4人に1人が亡くなったと
言われる悲惨な沖縄戦の末に米軍に占領
されます

そして、そのまま「日本の潜在的施政権を
認めつつも米軍が統治する」という国際法
の観点からみてもきわめて特殊な方法で
日本から切り離されました

琉球政府や立法院という自治機関はあった
ものの、その上位に琉球列島米国民政府が
置かれ、トップである高等弁務官は陸軍
中将が兼任

琉球政府や立法院に対して、強力な拒否権
を持っていました

72年に日本に返還されるまで、実態は米軍
による軍政そのものだったのです

この軍事優先体制のもとで、沖縄の人たちは
土地を奪われ、米軍基地が拡張され、さま
ざまな不平等や不条理を強いられました

米兵によるレイプ事件は各地で頻発します

55年には、6歳の女児が凄惨な殺され方を
した強姦殺人事件も起きました

米兵が集落に入ってきたときに、危険を
伝えるために叩き鳴らした酸素ボンベが
いまも沖縄各地に残っています

差別的な待遇もまかり通っていました

50年代には沖縄人の給料は米国人の10分の1
トイレも食堂も米国人と沖縄人は別だった
といいます





ここで注目すべき点だと思うのが

軍事優先体制ってとこです

これは今の石垣島もそうなってますよね

今の石垣島も軍事優先体制のもとで市有地を
使われ、住民投票を否決され、環境アセスは
やらず、民主主義につばを吐き、さまざまな
不平等や不条理を強いられています

市民の生活や民主主義より軍事を優先する
ことの愚かさを証明している歴史は腐るほど
あると思うんですが、歴史から学べない
知能の低い石垣市民がたくさんいます

軍事を優先する市長や市議を支える市民の
知能の低さにため息がでます






つづく








posted by ひろ at 23:31| Comment(0) | 気持ち悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月06日

本土で引き取る13

今日テレビのニュースでさ

防衛省、イージス・アショア配備の事実上
断念ってやってた

これヤバイよね

こういったニュース、今までだったら
気にもとめないで聞き流していたけど
石垣島にミサイル配備の問題があってから
気にするようになりました、ヒロシです

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イージス・アショアはアメリカ製の新型
迎撃ミサイルシステムで北朝鮮のブタが
弾道ミサイルをぶっ放してきたら
その弾道ミサイルを撃ち落とすために
配備するんだってさ

だから、北朝鮮の脅威から日本を守るため
配備が必要なんだけど、配備先の秋田市が
大反対! それで防衛省が断念

ヤバイでしょ、秋田市

防衛省に諦めさせたよ

それで注目すべきなのは、自民党の秋田県連
が「住民感情を踏まえると無理があると
言わざるをえない」として再検討を
求めたんだよ

ヤバイよね


分かりやすく言うと

秋田県の自民党議員グループがさ
ミサイル配備するな!秋田市に!
住民怒ってるぞ!

そう防衛省にクレーム付けたんだよ
信じられる?

石垣島の人間には驚きでしょ!

秋田市では防衛省に自民党議員が
ミサイル配備するな!ってさ

住民が怒ってるから止めろ!だってさ

秋田市と石垣市は同じ日本なのかって
思ってしまうよ(笑)

なんなの、この違いは

違う国でしょ、絶対そうだって


それでさ、秋田市にもイージス・アショア
配備賛成の人もいるんだって

地元にお金が落ちるとか経済が潤うとか
まあ、そういった理由で

でも、そういった人はごく少数で
配備反対が圧倒的に多いんだってさ


沖縄や石垣島ではさ、自民党支持者や公明党
支持者は配備には必ず賛成しなければ
ならないって空気でしょ

防衛省に逆らってはいけないって空気でしょ

本土ではそうじゃないのよ〜
本土ではガンガン行くのよ〜

沖縄や石垣島の人間はおとなしいのよ〜

イデオロギーじゃないのよ〜

アイデンティティーなのよ〜


それでさ、防衛省は秋田県内で別の候補地
を探すんだって

イージス・アショア配備は何年もかかり
そうだ


しかし、それでいいのか?

北朝鮮のキチガイのブタが弾道ミサイル
明日にでも日本にぶっ放すかもしれないよ

イージス・アショアの完成に何年も
かけて大丈夫?

普通に考えたら、日本に弾道ミサイル
ぶっ放すんだったら、イージス・アショア
完成する前にぶっ放すよね


石垣島でもさ、中国が今すぐ攻めてくる
石垣島を今すぐにでも占拠しにくる
だから基地を今すぐにでもつくらないと
いけない、とノイローゼのキチガイが
言ってるでしょ

これ完全に論理破綻してるよね

今すぐ攻めてくるなら、今すぐ完成する
基地でなければおかしいよね

今すぐ攻めてくるのに、基地の完成は
3年後です!

それは話にならないって(笑)


例えば、明日中国が攻めてくるのに
明日から基地つくります!では
話にならない

アホすぎる(笑)

明日中国が攻めてくるのに、今から
何年もかかる基地をつくる訳がない(笑)


何年もかけて基地がつくれるのは
しばらくは中国が攻めてくるおそれが
ないから出来ることでしょ


中国共産党員も腹抱えて笑い転げるよ

明日攻めるのに、今から基地つくってる!
日本人は意味不明あるよ〜!









posted by ひろ at 23:35| Comment(0) | 気持ち悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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